東北一週ツーリングレポート


期間:2000/9/27〜2000/9/30

走行距離:1800km



2000年9月27日(水)

さぁ、有給休暇を取って、今日からみちのく秘湯巡りの旅です。
朝7:45に成田の自宅を出発。10:00に中郷PA、11:00に阿武隈PAに到着。
11:50に、雨の為福島松川で小休止、後12:45に菅生、13:50に長者ヶ原で
給油&小休止。15:00過ぎに遠野に入るも、それと同時に土砂降りの雨に遭う。
前の大型車両がそれにあわせて速度ダウン。殺意すら覚える。
何とか16:00に(雨の中)初日の宿たる「フォルクローロ遠野」に到着。
ついたら、雨がやんだ・・・。
フォルクローロ遠野の部屋は、綺麗なツイン。しかし、寒いな。東北だからか。
宿では晩飯は出ないので、宿の観光案内を頼りに飯を食いに。
『遠野ラーメン』蓬(?)だかを麺に練りこんだ為、麺が緑色。具も定番をきっちり
押さえているのだが・・・平凡な味。60点。
結局、この日は疲れている事もあり、宿に帰ったらすぐに就寝。
宿の自販機の酒は高い、ということを確認して眠りにつく。


2000年9月28日(木)

宿の朝食は美味かった。で、宿を8:30に出て青森に向かう。
今日の予定は津軽半島は竜飛岬を回り日本海側の宿に。
だが・・・青森市街で土砂降り・・・ずぶ濡れになりつつ雨がやむのを待つも
その気配無し。結局雨が止んだのは15:00を過ぎたあたりで、津軽半島を
回る余裕無し。そもそも、明るいうちに宿につけるか怪しい状態。
宿到着は17:25。日も暮れて真っ暗になる一歩手前でした。
あんな海岸ギリギリで曲がりくねった真っ暗な道、なれない者がバイクで
通るなんて自殺行為だね。
そして宿。七瀬がキムチラーメンで流したのと同じ涙を流すことに・・・


2000年9月29日(金)

朝食をかき込み、7:50で早々に出立。・・・え?そんなに高いの?
本日は津軽半島⇒下北半島⇒恐山という予定を変更し、男鹿半島で
のんびりと過ごす事にする。昨晩のうちに、青森で買った『東北の温泉マップ』で
新しい宿も決めてある。もう、ツーリングマップルのおすすめの宿は信用しない。
途中の道の駅ぽんぽこ101でおみやげを購入し、一路男鹿半島へ。
チェックインが15時からなのに、昼前に宿に到着。
折角なので、男鹿半島の見所を回ってくることに。
(というか、最後の日くらい旅行らしくのんびりと観光名所を回るために、ここにしたんだけどね)
万体仏堂、真山神社、なまはげ資料館とまわり、そこでごへい餅を食す。美味い。
資料館ではなまはげの実演を見て、なまはげは「山ノ神」であることを実感。
その後入道崎灯台を回り、8望台でその眺めにため息をつく。
そうそう、男鹿半島を一直線に貫く「なまはげライン」は、非常に快適な一本道でした。
そうこうしている間に、良い時間になったので宿へ。
本日の宿は「男鹿観光ホテル」
小奇麗な部屋は六階で、入り口近くがベットのある洋間で六畳。その奥は一段あがり、
畳敷きで六畳。仲居さんが案内をしたその場でお茶を入れてくれる。
あぁ、これが旅の宿ってもんだ。
畳はぼろぼろ、薮蚊は飛んでいるし、テレビのコードはまるめられてほうりっぱなし
(U波V波・・・えっと、見たければ自分でやれって?)。
ねぇ、タオルもバスタオルも無いの?。部屋の鍵も、無いの??その割には、宿代高くない?
晩飯は海が近いこともあって、新鮮な海の幸が出るんだけど、この薄暗い電灯の下では
よけいにみすぼらしく見えるんだけどさぁ←しつこい
こんな宿でなくてよかったよ、いや本当に。
地上8階の風呂は本来は見晴らしがよいが、湯気で曇ってた(水かけて解決)。
ビールを飲みながら、テレビでロバート=テーラーの「アイバンホー」(邦題は黒騎士)と
BS2での巨大な地下水脈(パワーケイブ)の特番を見る。
夜中、目が覚めてふと窓の外を見ると、窓の外を舞う光が!?
よくよく見てみると、どうやら蛍のようだ。風流だねぇ


2000年9月30日(土)

さぁ、みちのく秘湯めぐりも終わり、一気に成田へ帰るですよ。
秋田自動車道⇒東北自動車道⇒磐越道⇒常磐道と通り、一路成田へ。
途中、中郷SAで家に電話をし、成田方面が雨だということを聞く。
念の為、防水ズボンを装着し、成田へ・・・5分後には強い雨の中へ突入・・・。
あとはずっと雨。常磐道の出口付近で、黄色いフィアットが軽自動車に追突している
事故現場を見る・・・知り合いじゃないだろうな!?
そうして、何とか帰宅。今回の旅行で走った距離は1800Kmでした。
出した最高速度は18(げふんげふん)
そ、そういえば、バイクで走ってばっかりで、温泉に入る余裕は無かったな・・・


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